修士に行かなくても何とかなる?

進学か就職か

最近、理系の学生(特に工学系)が修士課程に進むことが割と
一般的になってきましたよね。

僕もそんな理系修士課程の端くれなので進学と就職への影響について
少し書いてみたいと思います。

※あくまで個人の意見です。内容の確実性は保証できません。

学士、修士の今昔

まず、僕の在籍する大学のベテラン教授がこんなことを言っていました。
「今の学士は昔の高卒ぐらい。修士でやっと昔の大卒」

これにはいろいろな考え方があるとは思いますが、一番は人数の
比的なところがあります。

昔は修士を持っていれば、

「え、すごい。研究者ですか?エリートですか?」

ってところが今では

「あー、まあ持ってるよね。」

今は修士卒でもこんな感じです。必然と取りたくなっちゃいますよね。
まわりもとってるし。

かといってないとダメかっていうとそうではありません。

学士卒での就活  

僕の周りにも ちょっとだけ いました。
学士で就活をする理由は主にこんな感じです。

  • もともと自分の専門に興味ない(または研究室が希望の場所ではない)
  • 修士希望だけどとりあえず。あわよくばそのまま就職。
  • 経済的な理由

まあ理由はいいとして、学士卒で就職を考えている人が不安な要素って
修士卒の人との知識や技術力との差ですよね。  

実際そこはあまり心配ないと思います。企業の方もそこはわかっています。
だからこそ学部時代にどんなことを頑張ったかが問われます。
そこさえしっかりしていれば大手企業にも入れます。

僕の友人は学士卒でしたが、某大手企業に
複数内定(というか一つも落ちてない。)していました。

彼曰く、説明会や面接会場は修士課程の学生であふれているそうですが
実力さえあれば問題ないかと思います。

逆に、就活にうまくいかなかったから学歴のせいと思うのは間違いです。

よく就活失敗して修士に進学する人もいますが、そういう人は
(うまくいかなかった理由を克服しなければ)結局2度目の就活でも
うまくいかないのではないかと思います。

とりあえず問題はないってことを念押ししておきます。  

※ただ、研究職は研究職っていうくらいなんで修士や博士を
持っていないとさすがに厳しいと思います。

修士卒での就活

一方、修士はどうかっていうと、面接とかで

「こんな研究してました!!どや」

とか言っても企業の方には響きません。

たしかに、修士では研究が学生生活のメインになるために、
それを話したい気持ちもわかります。

ただ、企業の方は研究に対する取り組み方や、困難をどのように
乗り越えたかという点を聞きたがっています。

そこさえ勘違いしなければ、修士課程の学生のほうが人生経験も
長いので、語れることはたくさんあるかと思います。

逆に言えば、ただただレールに乗って何も考えずに過ごしてきた人は
就活は大変かと思います。

念には念を押しますが、研究職の場合は企業で行っている研究が
自分の研究テーマと同じか似ているのであれば、そこは押すべきかと
思います。

結局どっち?

本人次第ですかね(笑)

ただ、少し書いたように、修士のほうが研究活動を通して
得られることがあったり、自分磨きに費やせる時間があるっていう面で
結果的には有利になるのかもしれません。

まあ時間があるって言っても授業と研究、バイトとかをしていたら
案外時間もないですけどね。

特に院に入ってから最初の夏にはインターンがあり、冬にもまた
インターンがあって、そのあとすぐに選考が解禁されて、
あっという間に面接も解禁、、、

経団連の縛りも撤廃されて21卒からはどんなスケジュールも
自由ですしね

(追記)


経団連はルールを撤廃したものの、急な変化による
混乱を避けるために今後も政府の介入によって、ある程度は
今まで通りのスケジュールになるそうです。

最初にこれを見たときは別にいいじゃんって思いましたが、
確かにいつでもOKってなると部活など、力を入れたい活動に
取り組む人がいる一方で
周りは入学早々、就活ってなるとそこに差が生まれてしまいますね。

就活は早くから準備を始めたほうがいいのは間違いないですが
早い者勝ちのゲームでないことは確かです。


結論という結論が出なくてすいません。
何かしらのヒントになれば幸いです。

教科書に書いてない冠詞の話

冠詞(aとthe)について

英語を学習する中でわりと理解せずにそのまま放置しがちな
冠詞についてちょっと書きます。

いままでに比べるとちょっと変わり種ですが、、、

よくある定義

文法書に書いてある定義ではだいたい
- 「a」は不特定の単数のものにつく。
- 「the」は単数・複数かかわらず、特定のものにつく。
(会話の中で2回目に出てきたら「the」をつかう。)

っていう感じですかね。

「the」についてちょっと補足
(これも文法書に書いてあります。)すると、

「the」をつけて言われたことに関しては話し手はもちろん
聞き手もそのものを意識できてるということになります。

例えば、
「This is the apple.」
って話した場合、 会話の中でそれまでにリンゴの話が出ていて、聞き手も
あ、これが「あの」リンゴなのね。
って意識ができているっていうことになります。

他にも、
「Open the door.」
ていわれた場合は、それまでにドアの話が出ていなくても
目の前にドアが一つしかなければ
聞き手も理解できるということになります。

教科書などにあまり書いてない話

いきなりですが、
「I have been to Kyoto in the school trip.」
の文中の「the」は正しいでしょうか?
それまでに修学旅行については何も話していない前提です。

これ、最初に見たときは
いやいや、最初だし、聞き手も理解できないから「a」でしょ
とか思ってたのですが、「the」が正しいらしいです。

アメリカとオーストラリアのネイティブの友達にも
確認しました。彼らはそれがなぜか説明するのは難しいと
言っていたので、その時点では理由は理解できなかったのですが、  

英語のことはちゃんと理解したい性格なので、帰国子女の
友達にその後、確認しました。

彼曰く、共通の認識がなく、それまでの会話で出てきていなくても
確実に特定のことであれば、「the」を使うとのことです。

例えば自分が通っていた学校の話をするときは
「I was in the high school.」
とか。

これって地球とかに冠詞をつけるときの、「唯一性」の話に
近い感じですかね、、、。

言われてみればまあそうかって感じですが、文法書によっては
聞き手に特定されていなければ「the」はつけない
という風に書ききっているものもあり、自分はそれを参照していたので
当時けっこう混乱してしまいました。

他の方の役に立てば幸いです。

追伸

一応、大学の専門は情報系なので技術的な話も
発信したいと思う今日この頃です。

日本人の英語力、やっぱり低い

他国に比べた日本の英語教育

リスニングとかスピーキングとか会話に限った話

日本の英語教育

これはもしかしたらあくまで僕が過ごしてきたある中学、高校、大学での
英語教育に限った話なのですが、日本での英語教育って主に文法に
集中していますよね。

(大学では英語圏の小学生が使いそうな教科書を使って
ネイティブスピーカーから文法を習うっていうことを経験したけど
それを日本の小学校でやればいいのでは?)

授業で扱う内容も、5文型だとか、よくみる大学入試の問題だとか
会話の練習とかリスニングの練習とかしないですよね。

今している留学以外にもちょっと前に機会があって旅みたいのをしていたのですが
その時にあったドイツの方が英語ペラペラで、聞いてみたらドイツの人のほとんどは
英語が流ちょうに話せるらしいです。(30才以下ならほぼ100%)

そういう時によく言われるのは、
「でも、日本てすごい技術的にも優れていて、それなのになんで話せないの?」

ていうことです。
そういう時にだいたい僕が答える答えが、最初に書いたものです。

もちろん文化的な背景や言語的な問題(文法とか発音が似ているとか)は
あるとは思いますが、ドイツとかでは、小学校からネイティブスピーカーの
先生が英語を教えていて、しかも会話などを中心とした授業が
行われているそうです。それを聞いた時には、なるほどなって思いました。

フィリピンでは

今お邪魔している研究室にフィリピンの留学生がph.dを取りに来ているのですが
彼女は英語がペラペラで、リスニング、スピーキング、ライティング、リーディングすべて
問題ありません。フィリピンでは英語で授業が行われるという話を聞いていたので
本人に聞いてみたら、フィリピンでは小学校、中学校、高校、大学と、
すべての大学で、授業が英語で行われるらしいです。(英語の授業だけでなく、どの科目も。)
それを聞いたらますます勝てないなと思いました。ニュースとかレストランでのやり取りとか
家族との会話も英語らしいです。(もちろん人によっては現地の言葉。)

ただ、国がどう発展してきたのかとかの問題もあるので一概には言えませんが
グローバル化という視点(を英語の能力という視点)で考えるのであれば
それも日本が世界各国に勝るための方法なのかもしれません。

一応言っておくと、僕は「グローバル化=英語」とは
思っていません、それはまたいつか。

日本の英語力

僕は英語はある程度得意なほうだと自負しています。

「テスト」で測る英語は会話の観点からはあまり意味がないとは思っているけど
一応、これまでに、高校の模試でもいい点を取ってきたし、TOEICでも800は越えてるし、   会話という点でもこちらアメリカで言いたいことは言えて
ある程度聞き取れているからです。でもまだまだだと感じています。

複数の会話にはうまく乗れていなくて、ついていけないし、人によっては
全く何を言っているのかわからないし、突然言われた際にはほぼ聞き返します。

ただそんな僕でもよく言われるのは、
「日本のアベレージよりはすごいしゃべれているよね。」

です。うれしい反面、悲しいです。

先ほどのフィリピンの留学生から言われたのは、
その人がフィリピンの学部生だったころのその大学への留学生(日本人)や
教授(日本人)よりも話せているということです。

いやいや、フィリピンに留学している日本からの留学生はともかく
教授が僕よりレベルが低いってどうなのって思いました。

日本の英語力、何とかしなくてはなということを感じた一日でした。

ブログ名の由来

タイトルそのままです。

「あの子もいろいろ考える年ごろなのよ。」

みたいなセリフよく聞きますよね。ドラマとかで。
でも大体それって中学生とか高校生とかの
思春期の話ですかね。

僕は今大学院修士課程なのでそういう感じではないのですが
よく「考えます」。

もとはといえば小さいころやんちゃでケガとかしていて
親に「何かする前に10秒は考えてから動きなさい。」
とか言われていて、それを大学生ぐらいになってようやく
実行するようになったのがきっかけですかね(笑)

ただ、考えるのはよくても大体答えって出ないんですよね。
僕なりの理論があって、世の中の議論は大体
「価値観」か「センス」
に収束します。(笑)

まあ結局正解ってないんですかね。
それでも無理に答えを出したい性格です。

共感しろとは言わなくても誰かに聞いてもらいたい、
考えを吐き出したい、そんな思いで作ったブログとそのタイトルです。

留学中、考えることももっと増えると思うので
できるだけブログという形で残していこうと思います。

数年前に詐欺にあいかけた話

まず

話が上手い人っていますよね.引き出しも多くて どんな話にも対応できて.

だけどそんな人の中にも うまく説明できない,何か台本通り感のある話し方をするような 人っていません?

だからそういう人の話きくとすごいなって思いつつ 信用はできないんですよね.

なんでこんな話をするかっていうと, 数年前,(悪意のある)マルチ商法に出くわしたからなのです. ちなみにマルチ商法自体は合法です.念のため.

僕がこれを体験してから周りにも思いの外 同じような体験をしている人がいると知ってかなり驚きました. これから同じような被害に合う人が少しでも減ることを願って この記事を書くことにしました.ぜひ一読してみてください. 長くて読みづらくてすいません.

ことは数年前

登場人物

  • 友達の田中くん(仮名)
  • 田中くんの先輩
  • 自称投資家

これからの話の中では呼び方はそれぞれ, 僕,田中,先輩,投資家 で行きます.

簡単な関係の説明としては僕と田中は高校の同級生 田中と先輩は彼らの大学のサークルの先輩後輩 自称投資家は,先輩とつながりがある人 笑

きっかけ

もともと僕は高校生の時に理系でいながら政治・経済とか 結構好きで,模試でも最高偏差値の記録は政経での値でした.

そんなこともあって,お金とか投資とか結構興味ある中で, 大学入学後もちょくちょくあっていた田中が,

「お前さ,投資とか興味ない?」

って言ってきたんですよね.まあ興味あったので,

「あるよ,なんかやってるの?」

って言ったら,

「いや,あんまいえないんだけど,大学のサークルで知り合った 先輩が投資やってて,その人の上に投資家の人がいるんだけど, その人に色々教えてもらいつつやってて,今は月に数万は 稼いでるんだよね.」

これがほんとなら羨ましい.人との繋がりって大事ですからね. しかも月に数万ならバイトの量も減らせるし最高って思いました.

「ただ,単純にお金のためにやって欲しくない. 自分の夢の達成のためにあくまで投資はツールとしてやってほしい.」

なんかすごい真面目なトーンで言ってたのを覚えています. もちろんお金が欲しくて話に乗っかりましたけど,ちゃんと上部は 夢のために的な話をしました.

「まあいきなり投資家には合わせられないんだけど, 俺の先輩の話聞いてみてからでもいいから本当にやる気あったら また連絡して!」

「オッケー.ちなみになんだけど田中,これって投資に必要な お金って最低どれくらい必要なの?」 まあ大事ですよね.

「,,,あ,4,5万円かな.」

と言われ,それだったら余裕で用意できるし 最悪無くしてもそこまで痛くはないと思って数日後に 早速連絡を取りました.

先輩との対面

「先輩に合わせる前に一回確認とかあるから渋谷のマック集合ね.」 と言われ向かうと田中が.

そこでの確認は,僕に覚悟があるのかっていうことと 投資の種類の説明でした.知識0では先輩に合わせられないとの ことで.

で,説明を受けた後に場所を移動して,先輩を待つことに. すごい紳士的で,しかも面白いから安心して,と言われてました. まあ,大学の先輩ということでそこまで心配はしていませんでした.

いざあってみると,実際優しそうで,面白かったです. 最初は雑談で,僕と田中についてとか,田中と先輩についてとか そしたら急に 「今日って,田中から話は聞いてるんだよね.」

あ,きた.って感じでした.

「はい,投資の話があるとかで.」

「そうそう,でも投資は投資なんだけど,,,,」

の後に夢のために,とか,単なる金稼ぎとかじゃなくてっていう 話を改めてされました.

今思うと,こういう思いを引き出させることで, 投資へのやる気も引き出してたんだなと思います. 結構流れがうまくできていて,感心しました.笑

そのあとは田中が用意周到に準備していたルーズリーフと 4色ペンをつかって,経済の話をされました.

「俺からは投資そのものではなくて,なんで今投資なのかっていう 話をするね.」

あ,投資の話はまだなのね.

簡単にいうと,人生は普通に働いていたら 住宅ローンや子供の養育費,学費等に当てるお金は十分に 稼げない.しかも定年後の年金も十分じゃない.

社会のたった1,2%の人だけがまかなえている. じゃあ,それは誰か.起業して成功している人たちや投資家

っていう流れで,話もうまくて,ルーズリーフの上に テンポよく書かれていく図や説明も面白かったです. (練習したのかな笑)

「俺にできるのはここまで.これで興味持ったら 投資家にあってみなよ.俺から連絡するから.」

やっとボスとの対面

投資家との対面

場所は渋谷のルノアール.なんかマルチとかの説明によく 渋谷のルノアール使われるらしいです.

今回も田中が同席.なんで毎回くるのかって聞いたら 僕の身の安全を保障するためらしい.

ここら辺もケアができてて安心材料になりますよね. よくできてる.

ボスは先に待ってた.思ったより若い.26,7って言ってたと 思います.田中とはもちろんすでに面識があって, 仲良さげに話してる.

「まずなんだけど,今回の会話は録音させてもらっていいかな. 今回の話の中で僕君を脅迫とかしてないっていう証拠のために. 自らの意思でここにいるってことを示すために.」

すごい徹底ぶりでしたね.まあ言ってしまえば 教えた投資の方法で失敗しても責任取らないってことですよね.

まずは投資家の生い立ちを聞きました. もともとスポーツに熱中してたけど後々それがうまくいかなくて 自分に残ったものがなくて,投資を勉強して会社を立ち上げたらしい.

そのあとは投資と人との繋がりをまたルーズリーフ上で手書きで 説明されました.

「投資っていうのはあくまできっかけであって この会社が大事にしてるのは繋がりなんだ. 今回田中君が僕君を紹介したのも人と人のつながり.」

ほんと徹底してましたね.ここら辺の設定 実際,僕がお金メインで投資を考えてる的な発言したら 空気がピリッとしました. 田中からももし僕がふさわしくない人物だとわかったら 投資を教えてもらえない可能性があるから 注意しろって言われてました.

 

なるほど.で,今回僕が紹介してもらえるのは投資のノウハウが 詰まったシステムらしい.最初はデータに基づいて自動で取引する システムかと思ったら違う.なんかしょぼい.

しかもここで衝撃のに事実が発覚.

「で,このシステムはUSBに情報を入れた状態で渡すんだけど まあ,中を見ればすぐ理解できるし,もしわからなかったら 田中君とか俺に直接聞いてくれてもいいから.

しかも,月に数回,この繋がりで大物投資家呼んで 勉強会とかパーティとか やってるから気軽に参加してね.」

おお,至れり尽くせり,,,

「ただ,,,これを簡単に渡すわけにはいかなくて,48万円で 売ってるんだ.あとは繋がりを紹介してくれた田中には 紹介料で5万円キャッシュバックがあるっていうのも理解しておいて.」

え,,,詐欺やん. ちょっと夢みてたのにやっぱりうまい話なんてないのか. バリバリマルチ商法だし,,,

そのあとは,システムの質を担保するための 結果の表を見せてもらった. もちろんマイナスもあればプラスもある. ただ,全体としてはいい感じっていう図. ただ,怪しいとしか言いようがない笑

「すいません.もし気を悪くしたら申し訳ないのですが この表も作ろうと思えば簡単に捏造できますし, 他にシステムの質を保証できる何かってありますか?」

「うん.僕君のいうことはわかる. ただ他に何かを見せるってなると,ソースコードを見せるしか なくなってしまうし.それはできないんだよね.」

ん,自動取引じゃないのにソースコードってなんだ? システムの設計に至った計算ってこと? 怪しい,,,

そのあとは結局考えますとか言ってその場を離れました. 今すぐ払える額じゃないし,お金をためてから考えますと お伝えして.一応,説明を一通り受けましたっていう 書類にサインをしました.

マルチ商法をするときはマルチ商法ですっていう説明をする 説明責任があるらしいです.ここら辺もしっかり クリアしてきてるあたり怖いですね. 法律さえ守って入ればこっちはなんも言えないので.

ちなみにルノアールで頼んだコーヒー代はしっかり 自分で払いました.金持ちだったら奢れよっていう.

まだあった.先輩との対面2

その後ルノアールを離れ,田中に色々話を聞くと,

「だから覚悟あるかって言ったろ? 俺も払ったんだよ.」

とかふざけたこと抜かしてきました. もうよくわからなくて田中も買ったふりして僕を 騙したのかとか色々考えました.

でも田中に一回どれくらい儲けているのかって聞いたときに 銀行の引き出し履歴を見せられて,毎日数万円ずつおろしたり してるのを実際見たので,儲けがあることはあるのかなとか 思ってました.ただシステムを48万で買うなら そのお金で実際投資して勉強したほうがいいなと思いました.

その後色々聴きながらそろそろ帰ろうかなと思っていたら田中が

「なんかさ,先輩がたまたまいるらしいから会いに行こうよ.」

え?先輩が?たまたま?

「なんでいるの?」

「いや,,,ちょっと,,」

怪しい笑

ただ連れていかれたので行きました.

先輩は投資家と会ったことをしっかりと把握しており 僕にどうだったと聞いてきました.

「48万円は高いですよ笑」

とか言ってもリアクション薄くて怖かったです.

その後先輩は自分が当時システムを買った時の ことを話してきました.

先輩は当時家計が苦しく,大学も奨学金でなんとかしていたので 48万のシステムに使うお金なんてなかったのですが,

ある日イベントで会った早稲田大学の学生が遊びに使うお金が バイトからだけでは足りなくて,学生ローンから借りて 遊びに使っているという話を聞いて,

優秀な早稲田の学生がそんな風に簡単に学生ローンを使うなら, 真面目な目的で,しかも後でちゃんと返すなら投資に使うのなんて なんも問題じゃないと思ったらしいです.

実際48万なら後でバイトで十分に返せますし, ここで,機会を逃すことの方が重大だとも考えたとか.

そのあとは僕にもお金がないなら借りればいいと 無責任な発言をしてきました.

まあその考えは一理あるし,実際本人曰く 今は成功して独自の方法でさらに儲けているらしいので いいとして,問題は20代後半の大人が,大学生に 学生ローンを借りて買うように進めているという 状態がやばいなと思いました.

こいつ何言ってるんだって感じですね. だったらお前が48万払えよっていう.

田中にも実際,だったら田中が48万立て替えてよって言ったら それは違うって言われました. せめてキャッシュバック分の5万円くれとも言ったのですが それも断られ,やっぱりシステムで儲けが出ていないから 友達紹介のキャッシュバックに頼っているんじゃないかと思います.

それがマルチの怖いところですよね.出費を取り戻そうとすると 結局大元にお金がどんどん入るっていう.

その後

田中は自分以外にも結構声をかけていたそうで 実際購入に至ってしまった人も何人もいたそうです.

あの勧誘の仕組みが結構巧みなので,引っかかってしまうのも 無理ないのかなと思います.最後の先輩のフォローもあるし笑

ただ,その後しばらくしてから会ったときは,あういう風な仕組みでほかを巻き込んだのは反省してるし,あの会社のやり方も許せない.

と言っていました.

でもほかを勧誘したのは,当時本当に儲かっていて, 他の人にも共有したかったから,だとか.

まあ投資だから勝つときは勝ちますよね. 今はというと,システム通りに取引をせずに自分のやり方で やるようになってからは負けが多くなり,結構損したので だいぶまえに卒業したそうです.

それを聞いて安心しました.

当時田中は,あの「環境」はすごい楽しい. 「環境」の人は学歴でいうと高い人はいなくて,むしろ低い人が 多いが,いろんな投資家にあったり,経済についてしれたり パーティとかもすごい楽しい.

なんか「環境」って言葉を変に使って怖かったです笑 しかも学歴低い人が多いっていうのも引っかかりますよね.

あと,最初にも書きましたが,自分がこれを体験してから 周りにも同じような体験(実際に購入に至ったり,,,)を した人の話を何度か聞いて,本当に広まっているので 気をつけてください.他の人にも言って,事前に防ぐように してあげてください.

自分はこの話を面白おかしく周りに行っていたのですが, 僕から話を聞いた後に似たようなケースを体験したのですが, 話を聞いていたおかげで,事前に注意意識を持って対応できたとの 話をしてくれた人もいました.

また,ネットで調べると消費者庁のページ等で 被害に遭わないために,等の情報も載っているので 調べてみるといいと思います.

僕も当時自分が被害に会いかけてから調べたら ほぼ登場人物や勧誘の流れが同じような事例が 出てきてびっくりしたのを覚えています. 先輩のフォローがあるところまで同じでした笑


この記事で一人でも被害者が減ることを願っています.


 

 

 

結局行ったボスキャリ2日目

ボスキャリ 2日目

の日程にしていたこと.

水筒ゲット

ボスキャリに限らず他の就活イベントでもブース行くと
パンフレットとか文具とかその他諸々配ってると思うんですよ.

就活イベントはボスキャリしか経験ないのでわからないですけど
たぶんそうですよね.

で,ツイッターでボスキャリ情報探ってたらとある企業が
ステンレスのいい感じの水筒配ってたんで,それが欲しくて
結局2日目も参加?しました.

最近欲しかったのがマグカップと水筒だったので
いい機会でしたね.

研究室内にコーヒーが無料であるんですけど
マグカップないので毎回紙コップ使っていて申し訳ないから
早く欲しいっていうのと,
水筒は,飲み物こっちで買うと高い(でかいやつは割安?)ので
水とか入れて持ち運びたいなって思ったので.

ちなみにコーラとか600mlで2ドル(220円くらい)します.
最初は高いって思ったけど慣れると咲くって買っちゃいます. 怖いですね.

大学内に冷水機があって,水筒に補充できるようなデザインに
なってるんですよ.だからこれで節約できますね.

スタートアップとは

1日目で飽きた自分はボスキャリの会場近くで
行われていたスタートアップ企業創設者の講演を
行うイベントがあったので,参加してきました.

スタートアップとはって話なんですけど,

新しいビジネスモデルで急成長を目指す、市場開拓フェーズにあるベンチャー企業のことをいいます。 (https://www.ifinance.ne.jp/glossary/management/man275.html から引用)

5,6人の方の話が聞けたんですけど,大手を経験されてから
企業したり,大学卒業後にそのまま立ち上げたり, 色々と刺激になる話を聞けました.

僕は少なくとも最初は大手を経験してから(するなら)企業なり
転職なりしたいなと思ってるんですが,いい経験になりました.

講演後の相談会で個別にお話を伺った方に

「バイトとか以外に1000円稼いだことってありますか?」

って言われて,既存の仕組みに乗っからずに1からお金を稼ぐ
仕組みを作るのって確かに大変だなと認識させられました.

いつかビジネスの立ち上げとかやりたいです.

ボストンに溢れかえる日本人

最後なんですけど,この時期ボストンに来ればありえないくらいの日本人を見ることができます.

特にボスキャリ会場内はもはや日本です.

これって見かけの話だけじゃなくて,
せっかく留学して個性磨きに行って視野広げて,人とは違う
経験を積んでいるのに,結局就活に関しては超日本流.

みんな黒のスーツに身を包んで,企業の方の顔色伺って面接して.

就活って嫌ですね.僕は嫌いです笑

それとは別に嫌だったのは,会場外の喫煙スペースに
日本人が集まってタバコを吸っていたところですね.

明らかに日本人ってわかる格好で,柄悪そうにタバコ吸ってるとこ
見たらちょっと恥でした.

特にアメリカって案外喫煙スペース少なくて,場所によっては
外でも全く喫煙者見ないんですけど,久しぶりにあんな光景見たら
うわってなりました.

海外ではであった人の印象がその人の国の印象になるって
いうし,実際そうだと思うんですが,それって実際そうかわからないから
まあ違うだろうって思ってくれる人もいるとは思うんですよ.

でもあれだけの人数見たら日本人はこうなんだなって
まあ思いますよね.

っていう話でした.

ボスキャリ2018参加してきました. (まだ終わってない)

久しぶりの記事投稿

サボってたわけじゃないんです.

自作PCとブログ離れ

(ボスキャリの話に興味がある方は飛ばしてください.) こちらに来てから2週間ぐらいでアマゾンでパーツを
揃えて自作PCを組みました.研究室ではなく家に.

これが良くなくて,それまでネット作業に使っていたノートPCには
ブログのIDとパスを保存しており,気が向いたらいつでも
記事を書くことができました.

PCを組んでからはたった一度で済むログイン作業がめんどくさくて
書かなくなりました.って言うだけです.

で,ボスキャリ に来てる今はノートしか手元にないので,
まとめついでにじゃあ書くかって感じです.

ボスキャリ

ボスキャリ自体の説明は飛ばします.調べれば山ほどでてくるんで.

まず僕の初日の状態について.

  • 事前応募なし
  • 1社だけ別ルートで面接予約あり
  • 用意したレジュメはボスキャリ共通のもの

それぞれ説明していきます.

事前応募なし

僕の場合,留学開始が10月で,事前応募のピークもそれくらいで
かぶっていたので,忙しくて事前応募しませんでした.

あとは単純に興味のある会社が少ないって言うのと,
条件(正規留学生,19卒,英語母国語レベル,就業経験必要 etc.) から
外れていたから応募しなかったって感じですかね.

それともうひとつ,事前応募するとスカイプとかで事前面接する
ところが多いのですが,まだ留学開始してなくて日本にいるのに
遠隔でやるってダサいなとか思ってしませんでした.
(この考えがカッコ悪いですね.)

別ルート

別ルートっていうのは,ボスキャリ前日にトビタテ生向けに
ミニフォーラムを過去のトビタテ生主導で企画していて
そこに20社ほど説明会なり面接なり参加されていて,
そこでお話しする中で

「じゃあ,とりあえず明日来なよ.」

って形で書類飛ばして面接入れていただきました.

用意したレジュメはボスキャリ共通のもの

まずレジュメ自体は必須です.
いくつか独自の応募用紙書かされるところもありましたけど
基本ウォークインには必要だったので.

僕はボスキャリのページ内でレジュメを記載するところがあって,
そのページをそのまま印刷していきました.

多分これ良くないです.ひどくいえば最悪.
このレジュメって,アピールポイントとかを学歴ごとに1000字とか
さらに最後に別でアピールポイント3000字とか?を上限に
かけるんですよ,でもそんな形式と量だと見づらいし,
まずはじかれると思います.
僕もいくつかウォークインで出したけどとりあえず連絡はないです.
(サイレント?笑)

レジュメはなんでもいいっていうブログなど多いですけど
本気でウォークインから通過したいなら

企業研究をしっかりとして,その上で企業の理念などに合うような
アピールポイントや志望動機を自分の経験を交えて書き
企業ごとのレジュメを準備すべきです.
大変だとは思いますけど,余裕で2,300以上のレジュメを企業の方は
見るので,共通のレジュメで勝負するのではまず無理だと思います.

事前応募できなくてもボスキャリのページから事前応募用の
質問項目を見れるので,それに沿って書くのもいいかもしれません.

レジュメの形式自体はよく見る形式のものをネットからダウンロードで いいと思います.

補足

説明会からの流れで面接やっていただけるとの情報も
ブログ等でよく見たのですが,ウォークインでとりあえず
レジュメ預かって,数絞ってから面接というところが
大手は多かったのでやっぱりレジュメは大切です.
というかそこまで受けたかったらちゃんと事前応募しましょう.

聞き耳立ててて入って来た情報だと,あらかじめちゃんと
事前応募して,あとは最終面接ってとこまで持っていけてると
ほぼほぼ内定もらえます.

というか企業も確認の場にボスキャリ
を使ってるんじゃないですかね.

留学生を呼ぶのも大変だし.

あと,ブース回るの自体は1日あれば余裕です.
ただ事前とかウォークインで面接増えると大変かもしれないですね.

逆に面接の予定が飛び飛びだと時間潰すの辛いです.

そんな感じですかね.

3日間あると思ってたら実質僕は今日で終わりなので
あと2日どうしようって感じです.
観光したくてもあまりお金も使いたくないし.
ただ電話連絡きたら会場行かないと.